お盆も真っ只中ですね。
里帰りされた方も多いのではないでしょうか。
お盆など長期休暇は普段運転しない人がしていたり、遠方の方が運転していることが多いことからいつも以上に気を付けて外出をされてくださいね。
さて、私もお盆で田舎にいってきたのですが草刈り機のメンテナンスを頼まれたのでしてきました。
SH40というオーレックの草刈り機です。
2015年に生産も終わっている機械で購入したのは2008年に購入しました。
頼まれたのはエンジンオイルの交換ですが、廃油を取り出すドレンボルトが奥まったところにあるのでエンジン脱着まで行いました。
機械を整備するときに気を付ける点として「無理をしない」というものがあります。
どうにか頑張れば工具が届く、というところのメンテナンスをする場合は無理するよりも少し時間はかかっても周囲の部品は一つ一つ外して手元を広くすることをオススメします。
機械はどこに鋭利な場所があるかわかりにくく思わぬ怪我の元になったり、外したボルトナットが奥まったところに入り込み、結局色々部品を外して探す羽目になることも多いからです。
もう一つ、草刈り機や耕運機など不整地で使う機械は汚れていることがほとんどですので、メンテナンスをするときはできるだけ掃除も一緒に行ってあげましょう。
機械をきれいにしておくことで油漏れや部品のがたつきなどを早期に見つけることができ結果としてメンテナンスコストが少なく済むことも多いです。
ということでエンジンを下ろすときに簡単に脱着できる部品については全て外し一つ一つきれいに洗浄して組み上げました。
日々のメンテナンスで洗車は非常に有効ですが、エンジン周辺は電装部品や空気を吸い込むエアクリーナーなど水をかけてはいけない場所もあります。
わからない方はエンジン部分に水がかからないように気を付けて洗車しましょう。
また刈取り部のナイフや耕うんの爪が付いている場所は回転する軸を受ける軸受けがあります。
この部分は高圧洗浄機などで圧力のかかった水をかけると中のグリスが漏れ出てしまうこともあるので日々のメンテナンスでは水圧をかけず水をかけながら汚れを落とすくらいがオススメですよ。