福岡は今週末くらいから雨が続くようでそろそろ梅雨入りのようです。
さて、梅雨時期に思い浮かべる代表的な植物にアジサイがあります。
畑をする際に植物を土壌酸度の目安にするという方もおられますが、アジサイもまたその花の色で土壌の酸度がわかるといわれている植物の一つですね。
アジサイの花の色が青が濃いと酸性、赤っぽい色だとアルカリ性(アルカリというよりも中性に近い)と言われています。
これはアジサイの花の色素に由来していて、アジサイにあるアントシアニン色素にアルミニウムが作用すると青が濃くなります。
アルミニウムは酸性土壌で溶けだす性質を持っている為酸性であればアジサイの花の色が青っぽくなるというわけです。
ただ元々白いアジサイはアントシアニンをほとんど含まないため土壌酸度で色が変わることはなく、品種特性で花の色が決まっているアジサイもまた土壌酸度で色がかわることはないようですよ。