ウリ科 播種での課題
『殻被り』の対策をまとめてみました。
先ずはポットに培養土を入れて灌水して水を切り 種を播きます。(後から灌水でも良いですが培養土は播種前に軽く締めて下さい緩いと種が動きますから意味が無くなります。)
①種を平置きしますが、やや傾斜が付く様に尖った方を上に 種も表裏を意識して置いた方が良いです。
②種を置いたら軽く濡らして、覆土です。
8~10mm位が良いです。(タキイ種播き培養土とか質の良い物がお勧めです。)
灌水して水を切り加温27℃程度
杯軸が見えた辺りで湿気を飛ばしながら 光を当て始めて徒長を防ぎます。
地表下に殻を残して杯軸が伸びてから双葉が着いて来ます
双葉が開いたら発芽完了ですね(^^)d
結構 ポイントだらけだったりします。
これでも かぼちゃや 種無しスイカは たまに殻被りしちゃいますけど、メロンはほぼ大丈夫だと思います。(^_^;)
内の場合は 接木するので 台木と穂木は別に播いてますが、今朝の時点では殻被りは0です。
↓台木メロン
↓穂木メロン
おさらい
①胚軸が出る 胚軸の出た部分の量で双葉下の長さが決まるので短くするなら見えたら光を当てつつ湿気を飛ばし始める(接木苗を作る場合、胚軸が5mm程度は見えてから光を当てて湿気を飛ばし始めると双葉の下が少し長く成り作業しやすく成ります。 接ぎ方で胚軸の長さはアジャストしてください)
②殻を脱いで双葉が持ち上がって来る
③完全に双葉が出て開き始める
④上に向かって開く(真上から強い光を当てるのが理想的)
⑤双葉の展開完了!