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菜園ナビさんの日記

2024/2/8(木)雪割という作業公開

菜園ナビ
菜園ナビさん  
コメント (8)
2024/2/8
北海道は土壌が凍結する為野良芋が発生しにくくジャガイモ生産において気温が低い環境が向いていると紹介しました。
野良芋と土壌凍結
しかし最近は積雪によってこの土壌凍結があまり起きず野良芋が発生、その人力除去に1haで30~70時間ほど時間がとられるためジャガイモの作付けをやめる農家も出始めたそうです。

雪には空気が多く含まれておりその断熱効果により地面が氷点下にならず凍結しにくくなっているのです。

北海道も日本海側は雪が以前から積もっていましたが、太平洋側はあまり積雪しなかったのですがここ最近の温暖化で大雪が増え土壌凍結がしなくなったのだそう。

温暖化で大雪とは一見矛盾しているようですが、温暖化により海水温が上昇、湿った空気が流れ込みやすくなりこれが雪になって積雪するのです。

そこでこの積雪による影響を取り除こうとする新たな農作業が「雪割」です。
積雪した畑の上をブレードをつけたトラクターが走り雪をうね状にしていくことで地面を露出させ凍結を促進させます。

image


雪割した畑はストライプ状になり上空から見るときれいですね。

機会があれば是非冬の北海道でこの雪割のストライプ模様を見てみてください。
ごつさん(福井県)
2024/2/08

暖冬の影響は数年前から北海道にも出ていましたね。
当地の積雪が少ないときに北海道では大雪に!
多分ですが、山陰も以前は当地よりは少なかったような気がしています。
雪が積もる地域に変動が出ているようです。

北海道も大変ですね。雪割りなんて今まで必要なかった余計な仕事が増えて……。

私の親戚が美山という山深い所に住んでいて、例年2m近くの雪が降るのですが、今年は6~70㎝止まりとなっています。
積雪が少ないと虫が死なないとボヤイていました。

ちなみに、秋から冬にかけてカメムシが出ますが、これが大量に出ると雪が降らないと言われており、まさに昨年秋はメチャクチャ大量にカメムシが大発生しました。
朝になると窓が真っ黒になるほどカメムシが張り付いています。
yuituさん
2024/2/08

こういうのこそスマート農業が活かせそうな
銀の月さん(大阪府)
2024/2/09

子供の頃金沢で育ちましたが、当時は金沢市内でも雪多かったです。豪雪地帯と言われている地方でも以前と今とでは積もり方がだいぶ変わってきているんでしょうね。
かただんごさん(兵庫県)
2024/2/11

「雪割」という言葉も人によって地域によって何を表すのか変りますね。

北洋船の船乗りはウイスキーや焼酎を雪やつららで割って飲んでいたとか。
日本海側の豪雪地帯の家屋では、屋根の棟を尖らせて雪割りを設けていたとか。
草花の雪割草をイメージする人もいるでしょうね。

ジャガイモ畑の雪割は初めて聞きました。でも毎冬北海道には行っていたので、知らずに見ていたかもしれません。
たけさん(福岡県)
2024/2/11

ごつさん
そうなんですよね。
北の方が温暖化の影響が受けやすいというのもあるみたいで、実際に昨年の夏などはかなり影響が北の方が顕著でした。
ご指摘にある山陰地方、ここもそうで、昨年度々いってきた島根のお米の産地仁多地区は雪解け水を田んぼに使っていますが雪があまり降らずにお米の生産がなかなか厳しくなってきているとも聞きます。
たけさん(福岡県)
2024/2/11

yuituさん
まぁスマートかと言われるとイメージするものからは遠いかもしれませんが、凍結の深さも最適な深さがあり、その深さまで凍らせるように条件を入力すると雪割の時期や頻度などを示してくれるサービスをこの日講演された方が話されていましたよ。
たけさん(福岡県)
2024/2/11

銀の月さん
本当そうですね、雪が減ったところ、増えたところありそうです。
たけさん(福岡県)
2024/2/11

かただんごさん
かただんごさんの雪割は絶対お酒だと思いました(笑
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