タマネギを使う料理と言えば、たくさん思いつきますね。もちろんそのまま焼いても美味しいですし、色々な料理の外せない素材として活躍してくれます。
調理次第で甘さも辛みも味わえる万能野菜。本日はオススメ品種を4種ご紹介します!
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家庭の食卓はもちろん、外食や業務加工にも欠かせない
タマネギ。自宅に欠かさず常備しているという方も多いでしょう。


タマネギの産地は北海道、佐賀県、兵庫県淡路島で80%近くの生産を占めます。出回り時期は9月から翌3月までは、ほとんどが北海道産のタマネギで、府県産の新タマネギは4月からとなります。以降貯蔵物が3月ごろまで周年供給されます。
産地が限られるため、不作の年には品不足を引き起こし、価格に大きく影響します。2022年は、5~6月ごろ価格高騰に見舞われました。原因は一大産地の北海道が前年夏の高温と雨不足で生産量が大きく落ち込んだことが背景にあり、海外からの輸入ものも新型コロナの影響で滞ったことで、道内産の加工用需要が急増し、府県産の価格が5月ごろから2倍以上に上昇しました。タマネギの場合、代わりになる野菜も思い当たらないのが難しいところです。
そんな時、
頼りになるのが自家菜園のタマネギ。早生のタマネギで取れたてのフレッシュな食味を楽しみ、
中生種の「アトン」をメインに、貯蔵のきく晩生種の黄タマネギ「ケルたま」を栽培しておけば4月末から~3月まで、いざというとき安心です。
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アトン

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ケルたま®
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ケルたま®| 目指したのは、野菜本来のチカラ。~ファイトリッチ~
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機能性が豊富で長期貯蔵できる!人気のタマネギ「ケルたま」 | 品種ピックアップ |タキイ 最前線WEB

またタマネギはビタミンB1やケルセチン成分が含まれ、新陳代謝を促進し、血液中の脂質を減らします。辛みの少ない新タマネギはサラダでおいしいですし、黄タマネギはじっくり炒めて甘みを引き出すとカレーや洋風煮込み料理の味をワンランク引き上げますね。

本年発売した「ケルたまルビー」は中早生の赤タマネギです。アントシアニンが豊富で辛みが少なくサラダでおいしいので栽培に加えてもいいでしょう。

例えば早生の「マッハ」→中早生の「ケルたまルビー」→中生の「アトン」→晩生の「ケルたま」と食卓に並ぶように、作付けられてはいかがでしょうか。ご家庭のタマネギ自給率をぐっとアップさせてください。
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マッハ

タマネギの種一覧|種・苗・球根・園芸用品・農業資材の通販サイト【タキイネット通販】
(タキイ種苗さんより寄稿)
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ケルセチンの多い「ケルたま」、アントシアンも豊富に含まれた「ケルたまルビー」は、以前
秋期研修会YouTube動画内でもご紹介されましたね。まずそのビビットな見た目が目を引きます!
気になった品種はぜひ、タキイ種苗さんのインターネットサイトでチェックしてみてください☆