①栽培のポイント(工夫した点・苦労した点)と感想
1.種まきはポットにします・・・ポット育苗栽培
ポットに3粒蒔き
2.ポット育苗について
■メリット
・必要な数だけ作れる・・・種の無駄遣いをしない
・管理が楽・・・常に目が届く所に置いておけば良い
・虫対策・・・発芽しても虫にやられるという心配が少ない
ポットに新しい培養土を入れることで土中の虫対策
後はナメクジ対策をしておけばバッチリ
・間引きの面倒さがない(これには異論もありそうです。^^;)
■デメリット
・植え替えを行わなければならない・・・ちょっとの手間がかかる
・植え替え時を遅れないように・・・異形となる
2.ある程度まで育苗したら地植えします
畝を立てて20㎝ぐらいの間隔で植えつけます
不織布をトンネル掛けします・・・防虫ネットでもいいのですが、不織布は100均で安く買えます
3粒蒔きなので、ポットには1~3本の苗があります
中で良いのをメインの畝に植え付け、残りは別の畝に植えつけます・・・無駄にはしません
3.後は成長を待つだけ
放ったらかし
4.収穫
カブの大きさは、最大で7㎝くらい。やや小振りです。
葉は、こんもりと密です。ミズナより葉の幅があるので、ボリューム感がある。
カブは生で食べられますが、それなりの堅さなので好みかな?と。
葉はミズナより食べやすい。シャキシャキ感も同じで歯にはさまらないので食べやすい(^^;)
5.今後
栽培中の物がまだ雪の下で眠っています。雪解けとともにどうなっていくか楽しみです。
春先になったら再度種まきして通年栽培に挑戦してみます。
②調理した全料理の名前(箇条書き)
■雑煮・・・小粋菜の葉とカブ・ニンジン・餅・味噌仕立て
小粋菜のカブと菜を入れました。菜はショリショリ、カブは柔らかくしっとりと雑煮に良くあいました。
■小粋菜とナメコの味噌汁
小粋菜の葉とカブに天然物のナメコの味噌汁
■小粋菜のフリカケ
小粋菜の葉・チリメンジャコ・薄揚げをごま油で炒め、白ごまをふりかける
■小粋菜のフリカケを載せた菜飯と小粋菜の味噌汁
■小粋菜の煮物・・・小粋菜の葉とカブ・・ニンジン・中揚げを炊き合わせました
葉とカブの甘さが際立ちました
■七草がゆ
スズナ・スズシロに、まだ早いフキノトウまで入れて、10種の粥に仕立てました
春の苦みと野菜の旨みが効いた体に優しい粥でした
■小粋菜のシャブシャブあんかけ
小粋菜の葉をシャブシャブします
カブをすりおろし、鶏の挽肉と合わせて、あんを作り、シャブシャブした葉にかける
■小粋な(菜)湯豆腐
昆布を敷いた鍋に小粋菜の軸の部分を先に入れます。すぐに豆腐を投入。
ダシとショウガを入れたカップを鍋にソッと置き、つけ汁を鍋の中で温めておきます。
豆腐が温まった頃合いを見計らって、小粋菜の葉を投入。
軽くシャブシャブして出来上がり。
③一押し料理のポイント(ココがグッドな点)
一押しの一品は『小粋な(菜)湯豆腐』です。
小粋菜の料理としては、カブより葉だと言う気がします。ネーミングも『小粋菜』であって『小粋な蕪』じゃないですもんね。ミズナのようでいてミズナではなくて、『小粋な菜』っぱ。
サラダもいいけど、シャブシャブが『小粋な菜』にピッタシです。シャキシャキと歯に挟まらない(こだわり)かみ応えは、他の野菜にないかも?って思います。
根元の方はさすがに強(こわ)いのでしっかり茹でます。葉の部分はサッとで構いません。
■一押し料理としては『シャブシャブ』ですが、一押しポイントしては、サッと茹でればどんな料理にでも変身できそうです。生サラダではなくてシャブサラダにすれば、ごまダレで食べるとか・・・豚シャブ肉で巻くとか・・・ウ~ン、旨そう~~~(^o^)
④栽培に対する評価(成功 or 失敗 )
ポット育苗栽培は、まずは成功でした。初期段階での虫対策が十分に出来るから。
ただ、植え替え時期の見極めが大切かと思いました。うっかりして遅くなるとカブが変形します。何でかわかりません。
露地植えは順調に育ちました。
しかし、ハウスでは最悪でした。
具体的には
・葉がしっかり育たない・・・密にならない
・カブが異形になった・・・理由は不明。食べる気がしないほど異形。
水の管理かなとも思いますが、放ったらかし栽培が基本の自分にはハウスはダメとの結論に達しました。
⑤コンテストに参加した感想
初めてのコンテスト参加でかなりストレス感じました(^^;)
しかし、普段やっているやり方(放ったらかし)で栽培しようと考えたら気が楽になりました。
ただ、天候不順や体調不良などあって、考えていたことが思うようにできなくて残念でした。
これは今年1年かけて実施しようと思っています。