先日参加しておりました雑草インストラクター養成講座の話の中で雑草種子の発芽について触れる機会がありました。今回は発芽に関するお話しです。
野菜の種子の寿命は1年~数年と短いものが多いですが、植物の種子の中には何十年、何百年も発芽機能を損なわないものもあります。
長い年月をかけて形成された土壌の中には植物の種子がたくさん入っておりますが、浅いところに分布しているものもあれば、深いところに分布しているものもあります。
地中深いところにある種子が発芽の条件が整ったからと発芽しても地上に出て光を浴びる前に種子内にある栄養を使いつくして枯れてしまいます。
そこで種にとって地中のどのあたりにいるのか、その判断は非常に重要です。
その判断基準の一つとなっているのが温度差なのだそうです。
地中の浅いところにいれば一日の気温差は大きくなり、深いところにあれば小さくなります。
そこでこの気温差を感じ取り発芽するかどうかを決めているのだそうですよ。
さて、イベントのお知らせです。
「秋期オンライン研修会@タキイ研究農場」
今回はリアルタイムでの開催、生配信です。
研究農場の紹介に加え、技師さんからの作物紹介、さらに質問タイムもとる予定です。
是非是非皆さんの参加をお待ちしております。
エントリーはこちらのコラムまで。
「秋期オンライン研修会@タキイ研究農場」