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もとじさんの日記

総まとめ 2021ホイップコーン公開

もとじ
もとじさん(愛知県)  
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2021/10/29
ホイップコーンの総まとめです。

プランターで春蒔き、畑で春蒔き、庭で抑制栽培の3通りで作りました。

プランターで春蒔き
(https://saien-navi.jp/pg/saiennavi/read/6398051)
67cm×34cm×26cmのプランターに2株と、10号のスリット鉢に1株作りました。用土は赤玉土と腐葉土に窒素分の多いバーク堆肥を混ぜて作りました。
肥料は鶏ふんを元肥と15日毎の追肥に使いました。
結果的に、10号鉢はやや小ぶりでしたが、プランターは露地より立派なものが作れました。恐らくですがこのサイズのプランターであれば3株はいけると思います。
アワノメイガ対策はBT剤の使用のみでしたが、収穫前の大きな被害はありませんでした。隣家のそのまた隣が畑で、トウモロコシをたくさん作っていましたが交雑することもありませんでした。

332g。重さは全て外皮を剥いて量りました。

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畑で春蒔き
(https://saien-navi.jp/pg/saiennavi/read/6421392)
畑は元肥に窒素分の多いバーク堆肥と米ぬか、追肥は888の化成肥料を使いました。
種は当初は直蒔きしたのですが、何者かに食害されほぼ全滅、再度蒔き直すも、またほぼ全滅の憂き目にあいました。仕方ないので直蒔きはあきらめてセルトレイで育苗しました。
頂いた種が無くなってしまったので種苗店で買い増したのですが、1袋目に比べて小粒が多く、その分、粒数は多かったのですが発芽率が劣り、生育も悪かったように感じました。
BT剤は散布しましたが、雄花からではなく、雌穂や外皮に穴をあけて侵入したものにかなり食害されてしまいました。また、鳥か獣かにやられたようで外皮を大きく傷つけられてしまったものがいくつかありました。アワノメイガはBT剤を株全体に満遍なく散布し、収穫ネットをかければもっと防除できたと思います。
発育が揃わなかった上に雄穂が出るのが思ったより早く、追肥のタイミングが遅れてしまったためか、全体的にプランターで作ったものより小ぶりでした。同じ農園内にはトウモロコシを栽培している方もみえましたが交雑はありませんでした。

これは220gほど

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庭で抑制栽培
(https://saien-navi.jp/pg/saiennavi/read/6626044)
抑制栽培はポットで育苗し、マルチなしで定植しました。約1週間ごとに4回播種しました。全部で15株分蒔いたのですが、用土の加湿で育苗に失敗し、定植に至ったのは7株だけでした。最終的に収穫に至ったのは8/9に蒔いたものまでで、8/14に蒔いたものは実はつきましたが大きくなりそうもなかったので撤収しました。もっと上手く育苗すれば収穫できたかもしれません。
肥料は元肥、追肥のいずれも鶏ふんを使いました。
7/31までに蒔いたものは春蒔きよりやや小ぶりでしたが、それなりのものが収穫できました。しかしBT剤の散布を忘れてしまい、アワノメイガにやられてしまったものが多かったです。10月でもアワノメイガは活発でした (^-^;
8/6に蒔いたものは先端不稔となりましたが、もし不稔でなければサイズ的には7月に蒔いたものと大差なかったと思います。不稔の原因は受粉不良、水不足、気温低下等考えられますが、今回の結果だけではよく分かりません。
近隣の畑では抑制栽培はしておらず、交雑はありませんでした。

250g。春蒔き畑より大きい

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食味についてですが、驚くほど甘いです。先に収穫したおひさまコーンは『とても甘いトウモロコシ』でしたが、ホイップコーンはまるで『驚くほど甘いトウモロコシに似た何か』のようでした。茹でトウモロコシが好きな次女の評は『甘すぎてイヤだ』でした (^-^;
元々、僕と次女以外は茹でトウモロコシをあまり食べないので、ふたりでは消費が追いつかず、もったいないですが多くが加熱調理の材料になりました。主にとうもろこしごはんとコーンスープです。どんな料理でも美味しかったですが、特にとうもろこしごはんが美味しかったです。
昨晩は最後に収穫したものをコーンスープにしたのですが、家族みんながひとくち飲むなり『甘っ!』と言っていました(笑)

栽培経験に乏しい僕が言うのもなんですが、栽培の要点は追肥と潅水に尽きると思います。プランターは定期的、機械的に施肥をしたので間違いのないものが出来たのだと思います。また、露地は潅水しませんでしたがプランターは表面が乾けば潅水していたので、その違いもあったのだろうと思っています。
つまり、プランターでも簡単な決まったお世話をすれば露地と遜色のないものが作れ、スーパーで買えない味覚が楽しめる野菜だと言えると思います。

アワノメイガ対策は化学農薬を使用するのが確実と思いますが、BT剤であれば定期的に株全体、実はヒゲの先から根元まで満遍なく散布することが肝要かと思います。BT剤はアイザワイ系のゼンターリ顆粒水和剤を使用しました。

来年は3月に播種し、透明マルチで保温して発芽を促す栽培法を試したいです。また、3月から10月まで常に切れ目なく何株かはトウモロコシを栽培しているようにして、キレイに作れたらご近所さんにも差し上げようと思います。

最後になりますが、コンテストに参加させて下さりありがとうございました。初心者ですが、落選された方の分までと緊張感を持って臨むことができました。これからも機会がございましたら、臆せず参加させて頂こうと思います。

総まとめ日記、締め切りに間に合いました。
夏休みの宿題は最終日に泣きながらやっても完成しないタイプでしたが成長しました (^-^)v
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