遅くなりましたがトキタ農場見学の際に教えていただいたことをコメします。
株間について
ズッキーニ85㎝、ナス85㎝、ピーマン45㎝、トマト30㎝、サヤエンドウ2粒蒔きで20㎝
ロマネスコのシミ対策
カビ(アルタナリア)が発生することが原因で銅系の薬剤を使用すると良い。対策としては水捌けを良くし風通し良くすること。
カボチャの栽培
夏取りのカボチャを収穫する時期は高温で直射日光があたると糖がでんぷんに変わるが早くなる。そうなると腐るのが早い。対策としては、着果後30日過ぎたら(着果直後は黄緑色なのが30日あたりから濃い緑色になる)実に白いガムテープを張ると良い。収穫する時は天気の良い日(実が乾いている時)に行う。(カボチャに白いテープを張ることはNHKのうまいッ!という番組で行っていました。)
(「でんぷんが糖質に変わる」)
・抑制栽培にて収穫するカボチャは着果後50日~55日で収穫を行う。
10月になっても高温の日(特に台風一過には注意)があるので白いガムテープを張ることが大事。
エンドウ類の栽培
サヤエンドウ、グリーンピース及びスナップエンドウは交雑することはあるが非常に少ない。
サヤエンドウスジナインハイパー
スジナインハイパーを栽培したが背丈が1.2m程度だったが原因は。
種蒔き時期が早すぎはダメ(10月26日種蒔きした。11月3日過ぎが良い)。水分が足らない。
なお、背丈は節間が広ければ高くなる。(節間は10㎝~15㎝ほどあった。)葉や実が淡い緑色になると肥料切れの症状で生長点が無くなることから背丈は大きくならない。
ネギ
3月に定植した後、いつの間にか消えてなくなっているが原因は何ですか。
ネギの根の直ぐ上の部分に発生する黒腐れ菌核病と思われる。最初葉の一部が黄色くなり、その後全体に広がる。対策は薬剤(ハローノード)を根元に潅注する。発生すると菌は5年~7年程度影響を及ぼすのでその期間はネギを栽培しない。
ジャガイモ
収穫したジャガ芋が涼しいところに保管していると腐ることがありますが対策は。
収穫時に株が病気になっていることが原因。葉の裏が黒くなっている状態でカビが発生している。カビが芋に入ることにより腐る。芋の収穫時に葉の裏をチェックしできるだけ早く食べる