本日、3/23は世界気象機関(WMO)が1960年に制定した
「世界気象デー」です。
野菜づくりにも重要となる「天気」の変化。
現代では気象観測衛星とコンピュータに蓄積された気象データにより精度の高い予報ができますが、それ以前の気象予報はどういったものだったのでしょうか?
「夕焼けの翌日は晴れ」という有名なことわざをご存知の方も多いと思います。
他にも「猫が顔を洗うと雨」「ツバメが低く飛ぶと雨」などがありますが、これらは
「観天望気」といい、自然現象や植物・生物の様子から天気の変化を予測するものです。古くから、船乗りや漁師の方々が長年をかけて経験的に会得してきたそうです。
以前に菜園ナビまとめ記事でご紹介した
「雪虫が飛ぶと初雪が降る」というのも観天望気のひとつですね。
江戸時代には「日和見」と呼ばれる職業があり、名人が海の見渡せる丘の上に立ち、観天望気で予測した天気や風向きを船乗りたちに教えていたそうです。
今でこそ科学の発達により、新聞・ニュース・スマホなどで私たちにも身近で簡単に手に入るようになった天気予報ですが、昔は今よりもさらに価値のある情報だったんですね。
私たちも普段空を見上げて「そろそろ雨が降りそう」「雷が鳴りそうだ」などと何気なく観天望気を使っていますが、皆さんも自分自身の経験からなる天気予報はありますか?
ただの勘とあなどるなかれ、意外と当たったりするものですよね!
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