運営さんから当日は現地9時30分集合との連絡をいただきましたので家を6時過ぎに出発。最寄りの駅には9時前に到着。駅広に行くとカントリー親父さん・だるまさんがすでにバスを待っていました。
トキタ農場の担当者へ
いろいろ教えていただきありがとうございました。感謝!
日頃から疑問に思っていることを色々教えていただきましたので、その内容をコメさせていただきます。
ズッキーニについて
今年は3月蒔きと6月蒔きを栽培。3月蒔きは満足したが6月蒔きはかなり収量が少なかったので原因は。
ズッキーニは夜間の気温が高いと花芽が正常に付かない。今年の夏は高温が続いたのでそういう結果になった。
対策として(千葉県の中間地では)8月10日過ぎに種蒔きを行うことをお勧めします。そうすると夜間の温度が下がるのでかなり収穫できます。
カボチャについて
栗系のカボチャで保存期間が長いのを教えてほしい。また、2作目の栽培についてのアドバイスを
くり将軍。11月収穫でも10℃で貯蔵するば2月末まで高品質を保つことができる。カボチャは実のでんぷんから糖分に変わることにより甘みが強くなる。この際、早く変わるか或いはゆっくり変わるかで劣化のスピード変わり、ゆっくり変わる品種は保存期間が長くなります。
2作目の栽培は7月下旬蒔きで親ずる1本栽培で、1番果までの子蔓はカットし、以降の脇芽は残す。
くり将軍の栽培方法を記載したパンフをいただきました。
ネギについて
分げつするネギとしないネギがありますが、分げつするネギで一番太いネギを教えてください。
春川おく太と汐止奥手があります。春川おく太なら太さが2㎝程度になります。
なお、今のネギの開発の主流は分げつしないネギが中心となっている。
キュウリについて
地這いキュウリは収量が少ないが何か対策はありますか。
キュウリを地這いの方法で栽培すると収量が少なくなります。
理由は、キュウリは芽が光に当たらないと成長が遅くなり、実のつきが悪くなります。よって、収量を増やすには「地這いから立体」に切り替えて栽培することをお勧めします。
トマトについて
トキタさんのチョコちゃんを雨除けハウス無しで栽培したが上手にできなかったが。
カラフル(実が赤以外)系のトマトは遺伝的に栽培が難しいので、温室ハウスで栽培することをお勧めしています。
ニンジンについて
梅雨明け後にニンジンの種蒔きをしたがかなり発芽率が悪かった。対策は。
露地蒔きの野菜は土壌中の水分量が発芽率に大きく影響する。よって、水遣りを行うことに限る。
サヤエンドウについて
昨年教えていただいた栽培方法(下記アドレス参照)により満足する結果だった。
https://saien-navi.jp/pg/blog/read/3925193
収量を増やすならスジナインハイパーが良い。実の欠けも少ない。
(実の欠けとは、エンドウのさやの中の実が一部欠けること。)
ブロッコリーについて
実のデコボコの原因は(写真参照)
収穫の遅れによるものです。
なお、害虫・病気が原因の場合もあります。
ナス栽培について
セミナーハウスでの講習会に参加した結果です。
講習会の内容は下記アドレス参照。
https://hige-oyaji.at.webry.info/201306/article_25.html
知人がこの栽培方法でナスを作ったら驚くほどの収量があったとのことです。
ナスの収穫完了時の様子です。
4本仕立て栽培がお勧め。
最後に、オープンデーでは種を販売していましたが講義を聴いて欲しくなった種を購入しようとしたらが欠品となっていました。残念でした。<