みなさんはこの葉っぱに見覚えがありますか?
独特なこの形は・・・
そう!柏餅に使われるカシワの葉ですね!
カシワの葉は新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、家系が途絶えないということになぞらえ、子孫繁栄の縁起をかついだそうです。
しかし!
これを柏餅の葉と言われて「あれ?」と思ったナビラーさんもいらっしゃるのでは?
「いやいや、柏餅の葉っぱといえばこっちだろ~」と、下の写真のような葉をイメージされたかと思います。
それもそのはず、西日本ではこの丸い「サルトリイバラ」の葉で包むのが一般的なんですね。
実は私も柏餅といえばこちらをイメージします。
もともとは全国的にサルトリイバラで包んでいたらしいのですが、自生の少ない江戸では確保が困難なためにカシワで代用し、その後それが一般的になっていったようです。
江戸の影響力というのは昔から大きかったのでしょうか。
また、鶏肉のことを「かしわ」と呼ぶ地域がありますが、これは紅葉したカシワの葉が地鶏の羽色に似ていたことからこう呼ばれ始めたそうです。
さくら餅よろしく柏餅を葉っぱごとバリバリ食べていたのも今や遠い日の記憶・・・
(柏餅の葉は香りづけ用のため、通常は食べません)
いつまでも思い出は大事にしたいものですね♪