[紅茶]
2024/02/09
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毎年夏くらいになると紅茶作りについて日記をアップしておりますが、今回量産化に成功したのでやっと皆様にお届けできるくらいの価格帯まで下がりました。 紅茶作りの様子はこちら https://saien-navi.jp/pg/blog/read/7324694/ 日記のものは2022年の秋に作ったものですが、現在販売しているものは2023年夏のものになります。 昨年夏のものの方が出来もよくおいしく仕上がっています☆ 昨年オフ会などでお買い上げいただいたりしておりましたが、今回オンラインショップを作成しました。 https://farmpro.thebase.in/ プロフィールにも張り付けています。 今までは銀行振込のみでしたが、色々な決済が可能に。
そしてティーパックが6個入りの小分けでお土産などにもちょうどよいサイズも作りました。 デザインは菜園ナビのサイトデザインもしているwakaさんにお願いしましたよ。 どうしても景観の良い八女中央大茶園をイラストにして盛り込みたかったのでお願いしました。 6P入りは500円(送料税別)となっていてちょっとしたお土産などにもちょうど良いと思いますので是非是非ご購入下さい(笑2023/10/10
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秋番茶で紅茶作りをしてきました。 紅茶作りは茶葉を収穫する摘採のタイミングから勝負が始まっています。 葉っぱの状態はもちろんですが、葉を摘む日と翌日の気温でかなり加工難易度が変化(品質に差が出やすい)します。 ということで、今回はめちゃくちゃ難易度が高かったです。 しかし難易度が高かったのでかなり勉強になるシーズンとなりました。 収獲した茶葉
暑い夏を過ぎた葉は日光から身を護るため葉っぱが厚く硬くなっています。 もう一つ茶園の写真はありませんが、茶畑を見ると所々他より頭一つ抜けて伸びている徒長枝も増えていて機械で刈り取るとそういった長い枝も一緒に収穫されます。 茶葉的にはこの二点が3番茶と違った点でちょっと加工を難しくしています。 季節的には気温が下がっているため、紅茶は発酵させる必要があり、「適度な温度」が必要です。 ということで天候としてはこの温度の確保がキーとなります。 これらの条件的に今回は最悪でした・・・ 農家さんの都合と自分の都合もあわせないといけないこともあって刈取るタイミングが少し遅れたこと。 葉の硬化がすすんでいたこと、徒長枝の処理をせずに刈り取ったこと、最後に葉を摘んだ夜から翌日一日雨で気温が3度以上も下がったこと。 本当に大変でした。 その代わり来年はこれらを踏まえて4番茶で紅茶用に茶葉を収穫する畑の作り方(もちろん1番茶の緑茶に影響がない方法で)も学習することができましたし、気温が低い時の紅茶の作り方も学ぶことができました。 野菜作りも同様ですが天候リスクとどう向き合うかというのは大変ですがやりがいがありますね。 今回のものは試験的に作ったので量が極小ですし質的にもイマイチなので販売はできませんが、今年の夏に作った三番茶を加工した紅茶は最高の出来です。 興味がある方はご連絡くださいね。 全国どこでもレターパックのおかげで 50個入りパックが2,530円(送料・税込) 50個入りが二つ入って4,840円(送料税込) でお送りできます。 パンフレットはこんな感じ。2023/09/05
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八女本格和紅茶、簡単な紹介資料も作りました。 まだ営業は飲食店さんがメインなので必要最小限って感じでデザインも何もない感じではありますが・・
全国どこでもレターパックのおかげで 50個入りパックが2,530円(送料・税込) 50個入りが二つ入って4,840円(送料税込) で送れます! 便利だ・・・ この紅茶の特徴や、紅茶についての紹介は少しずつ紹介していこうと思います。2023/08/26
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昨日ティーバッグ加工が終わったと連絡をうけましたのでティーバッグを受け取ってきました。 無地のパックに入ってる業務用って感じのものであればすぐにでも販売可能です。
小分けの小さいサイズの商品はいまからパッケージ作ったりしますのでまだ時間かかりそうです。 郵送は多分レターパックプラスが使えそうなので、全国520円で送れそう?! 業販用なのでかなりお得です。 50個入り2,160円にレターパックの520円足した金額になります。 ちょっと濃く入れて氷でアイスティーにしても良し、ホットで入れても良し、水出しでも良し。 渋みがほとんどないのでうっかりティーバッグ入れっぱなしで忘れても濃くなるだけで渋くなってしまう、なんてことにはなりません。 ミルクとの相性もすごくよく、ミルクを入れると甘さが際立つ感じがしますよ。2022/10/20
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福岡の観光ガイドブックなどで有名な八女中央大茶園
八女に住んでいる時からお気に入りの場所でよくいってました。 今は観光バスも入れるよう整備されていて行きやすくなっています。 そんな地元の名所に仕事で関わることになるとは・・・思い描いてはいましたが現実になると嬉しいですね。 この広大な茶畑は20軒弱の茶農家さんが管理されていて、その中の若手農家さんが興味があるということでお声かけいただきました。 さて、茶葉を刈り取るのはこんな大きな乗用の収獲機、乗用摘採機で茶葉を摘んでいきます。 茶葉の状態を確認する農家さん、こういったシャツを農家さんが着てるんですけどいいなぁと毎回思います(笑 収獲した茶葉を広げます。もう収穫した直後からせん茶と工程が違うんですよね~ 茶葉を広げるくらいはどこにでも紹介されていますのでご紹介しました。 ただ、正しいというか、科学的な裏付けあっての製造方法は秘匿事項なので省略させていただきます。 朝から 晩まで 茶畑につめてました。 途中会議などありましたがリモートでお願いして茶畑をバックにZoomで会議していたら、それ・・・バーチャル背景・・・ではないですか?!って言われたりしましたね(笑 出来立ての紅茶 それを確認する農家さん 今回作った紅茶は全量ティーパックに加工して販売する予定です。 年末位まで寝かせて売る予定とのことです~2021/02/09
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とみんさんところのデコと紅茶を物々交換。 めちゃくちゃ香りがいいから、これは・・・ と思って紅茶に皮をイン!
め~ちゃくちゃオシャレな香りになった!! ということで残ったデコは全部きれいに洗ってから皮をむいて全部乾燥保存します!!2019/08/03
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世界的な品評会、GREAT TASTE AWARDS 2019で賞をいただきました!! こちらでもちょいちょい紹介しております紅茶。 今年も製造したのですが、昨年製造した紅茶がなんとなんと世界的な品評会で賞をいただきました!!! Great Taste Awardsとはイギリスの高級食品組合が主催する「食のオスカー」とも言われる食品の国際大会です。 1955年から始まり、世界中から1万点を超えるエントリーがあります。 審査は2か月以上かかり、厳選されたシェフやバイヤー、フードライターなど専門の業種の方によりブラインド審査され、食品・飲料の最高級品質が受賞する国際的イベントです。 受賞した分野は「Single Estate tea, loose」で、50件入賞しています。 星は一つでしたが世界中から名品が集まる中、本当星がとれてよかったです!! 昨年は天候条件はよかったのですが最初の加工工程にちょっと手間どったので心配でした。 しかしよかった!! 美味しい八女茶で作った紅茶。 50g1000円(送料別)飲んでみたい!という方はご連絡くださいな。
もちろん緑茶もあります。 後工程が違うだけでこんなに色も風味も変わるのか?!とびっくりすると思います。 同じ農家が同じ畑、茶の樹から作った緑茶と紅茶のセット。2019/07/23
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そろそろ紅茶の製造時期。 本来21日くらいから製造するのがよかったのですが、天候で延期。 雨が降っているといい茶葉が取れないのです。 これは緑茶も紅茶も一緒ですね。 しかし、紅茶は緑茶よりも収穫するタイミングがシビアです。 理想的には収穫前数日は晴天が続いてほしいのですが、今年はそういうわけにはいきませんでした。 逆に昨年は晴れ過ぎて雨が降らず茶の木が枯れてしまうくらい大変な年だったのですが・・・ とりあえず今日は様子見に茶農家さんのところまで出てくる予定です。
2018/03/06
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最終日金曜の夜からの再開です。 え~と・・・ 財布をすられましたw その1 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145209/ その2 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145377/ その3 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145562/ その4 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145859/ その5 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145983/ その6 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4146021/ 最後のティーサロンを後にし、晩御飯を食べにいく道すがら・・・ 地下鉄にのりました。 そんなに混んでなかったのですが、ふとコーディネーターの人が荷物大丈夫?って聞いてきて、確認すると財布がない!! 会話は日本語でしたが何となく察したのでしょう、すぐ横にいた黒人が怪しい動きをしていたので、こいつだ!と思い、とっさに・・・ 「きさん・・財布返せちゃ」ととっさの北九弁(テンパって普通の言葉でないんですね)で掴みかかりました。 するとボトっと落ちる自分の財布。 よくいるジプシーではなく結構ごつくて身長もある黒人だったけど、あまり抵抗はされず。 財布を取り戻し中身を確認し何も取られてなくて事なきを得ました。 多分すった直後でいきなりつかみかかられたので身の潔白を証明しようと両手をあげたのだけど体とバッグの間に挟んでいたこととつかみかかった衝撃で下に落ちたのでしょう。 気が付くのが遅れてだれかに渡されたりカバンにいれられていたらアウトだった。 実際、コーディネーターの人がフランス語で抗議してたらもう一人負けず劣らずいいガタイの黒人が言い争いに加担したので。 二人はすぐに次の駅で降りていきましたが・・・ しかし見事でした、全然すられたのがわからなかった。 ちょっとの区間でも座れるときは座ってというコーディネーターの人の言ってることがわかりました。 座っていればすられる可能性はかなり低くなりますからね。 いや、財布も戻ってきたしいい経験でした。 そしてスペインから入ってきたバルを模した立ち飲み屋へ。
上にあるのがメニューで、好きなのを頼む感じ。 机椅子はなく全員が立ち飲みです。 天井の横のところ、文字がありますが、それは農家の名前一覧でシェフと仲いい農家の名前が壁にかいてあるんです。 面白いですよね。 しかしこの店はすぐに出ることになります。 なんと出てくるパン全てにそば粉が使われていたという・・・ 食べたものは・・・ ハツと玉ねぎをあえたもの 牛のカルパッチョ 血のソーセージ 次にいったお店はフランス人が好んでいくちょっと高めのフレンチに。 前菜2品・主菜3品・デザート3品をオーダー そして茶農家なんだ!といってサンプル渡すと、店主が日本茶好きなんだよ!っていって、サービスで瓶で熟成させたワインを出してくれました。 タンニンが効いててまだ若い感じでしたが美味しくいただきました。 この店ではワインを2本いただきました☆ 後は帰るだけなので割愛します。 長かったフランス出張もこれで終わり。 最後にまとめ日記を書こうと思います。2018/03/05
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フランス出張も5日目、移動もあるので事実上最後の日です。 5つ星ホテルを2件、最高級ホテルでだされるお茶はどんなもんか?フランスにできた抹茶カフェという若者が集まるお店の雰囲気、そして紅茶屋さんでのテイスティングとこの日も盛りだくさんです。 その1 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145209/ その2 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145377/ その3 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145562/ その4 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145859/ その5 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145983/ まず高級ホテル2軒はしごです。 薄いと聞いてたけど・・・
なんだこの薄さは!!! 緑茶など薄すぎてもはやお湯・・・ しかも一杯3000円近くする(笑 仕事じゃないと絶対オーダーしない・・・ 似たようなものだけど、高級ホテルってこんなもんですから、もう一軒いきますか?と言われたので本当にこんななのか?ということが知りたかったということもあり、さらに高級なホテルへ・・・ ここでも薄い!でも味はちょっとするし、旨味も強いからいい茶葉ではあるだろう、でも薄い!! 本当びっくりでした。 ウェイトレスの人に誰がいれているのか?と聞いてみると、量がと時間が決められていて誰でもいれられるようになっているとのこと。 これで本当に満足しているんだろうか・・・ 高級ホテルということもあり、お茶を4杯で1万円くらい?! さすがに笑える・・・ 頭をかしげながら、抹茶カフェへ。 ここは日本の食文化をフランスナイズしたお店で面白いものが食べられるという。 ホテルのうすうすのお茶ばかり飲んでたからすごく美味しく感じた。 オーダーしたのはこちら>3人で食べました。 お茶ビールに肉丼(炒めた玉ねぎが間に入ってて美味しかったです)、抹茶ティラミスに抹茶チョコケーキ。 甘いものはどれも大体美味しいですね。日本よりもがっつり甘い感じですけど、美味しいです。 ご飯を食べ地下鉄で移動。昨日カードをすられたので仕方なく一日乗り放題券を買います。 トンネル内はずっと落書きだらけ、日本じゃありえないですよね。 そして今回のメイン、初日にいったお店で詳しい人がくるから金曜にもってきてといわれたのでこちらのお店に。 店内撮影禁止の前紹介したお店です。 せめて外観から(笑 このお店は結構大きくてデパートなどにも入っているところ。 試飲してもらったところ、みるみる表情がかわり、何これ!こんな紅茶飲んだことないよ!!もしよかったらサンプルをもらえないか?本部に送りたい。とのこと。 もう行く予定もほとんどなかったので大半を渡すと、こんなにいらないよ。と言われたので、残ったのはあなたが飲んで、と伝えるとすっごい喜んでもらえた。 あ~本当に紅茶作ってよかった、って心の底から思った瞬間でした。 実際取引になるかどうかはわかりませんがかなり可能性を感じた瞬間でもありましたね。 この日の最後はもう一件、コーディネートしてくれている人が昔から馴染みにしているお茶屋さんへ。 こちらでもいろんな取り扱っているお茶を見せてもらったりしました。 うちのお茶の試飲はこれにて終了。 最後にもう一件お茶を飲みに行きましたが、このお店は中国人がしているお茶カフェ。 お店はこんな感じの超思い鉄器でだすところが多い印象でした。 そしてお茶を飲むというのはゆっくり時間を過ごすために飲むという人が多く、お店もこんな感じでゆっくりできる作りに。 パリで過ごす最後の夕方。空気が澄んでいてとてもきれいです。 そして、最後に事件は起きた・・・ その7に続く2018/03/05
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フランス出張も4日目です。 何とこの日はパリではかなり珍しい雪模様。 エッフェル塔前での撮影(仕事!)と農業見本市に行きました。 その1 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145209/ その2 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145377/ その3 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145562/ その4 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145859/ 上に書いた通り雪です!朝窓を開けるとうっすら白くなってます。
マイナスになることも珍しくないパリでは乾燥している為滅多に雪はふらないそう。 ちょうどこの日はエッフェル塔に行く予定だったので雪のエッフェル塔という珍しい風景が見える!と寒いけど自らを奮い立たせていざ出発。 エッフェル塔!! こっちが仕事。 バスケが好きでずっとしていた茶農家さんたっての希望によりパリでバスケ!(笑 いや~ボールを持ってくるのは大変でした。 セキュリティチェックがあるところは全て止められました。 これがなぜ仕事かというと、日本の農家がパリでお茶を売るんです。何かこれというわかりやすい売りを見つけよう、ということで、フランスはバスケが強い国でもあるのでこの写真を色々合成してチラシを作ったら面白いんじゃないか?と現地のコーディネーターからの提案もあり実現しました。 エッフェル塔での撮影も終わり、農業見本市へ。 チケットを購入して入ろうとするとまたもセキュリティチェック。 韓国・フランスの空港以来バスケのボールで止められます(笑 バスケットボールマンだ!といって切り抜けます(爆笑 中に入ると相当な人でした。 全部はとてもまわりきれないので一部しか見てないのですが、幕張であってる農業ワールドなんかよりもかなり広い気がします。 子供がたくさんいるのですが・・・ どうも農業大国フランスらしく、子供たちに普段見たり触ったりすることのない家畜動物と触れ合う機会、農業と接する機会でもあったりするようです。 だから会場では子供たち向けのクイズなども行われていましたよ。 大きな牛や ミルクの試飲。こちらは様々なフレーバーをミルクにいれてました。私は何も入れない状態でいただきましたけど味がすごく濃くておいしかったです。おそらくここにいる牛も搾乳しないといけないので搾乳したものを出しているんでしょう。 品評会も開催されていました。 豚の飼料を勉強するコーナー 大きな馬が歩いてたり・・・ 加工品の試食 ラクダまで フランス農業見本市なのですが、もともと植民地で今も交流がある国などの展示もあり本当に会場は広かったです。 こちらはバナナの展示と子供向けの料理教室のような催し物が。 フランスは鶏が有名ってことで鶏もかなりの種類展示がありました。 農業機械も 食べ物のコーナーでお昼を食べるべく移動。 ここもかなりの広さでした。 農家さんがブースに入って自分のところの農産物のいいところを話す。この女性もブドウ農家だそうです。 ソバ職人?の人がいたり、声をかけられましたが、「ノン、アレルギー」って言って写真だけとりました。 フランスのヤギ農家から政治家になり大統領候補ともなっている有名な方と。 フランスこえ~って思ったのが・・・ 気が付いたらカバンのチャックがあいてました。 しかも地下鉄の乗り放題券が盗まれてた・・・ 後日さらに大変なことが起きるのですが知る由もなくこの日は終了。 帰りに農家さんが麺を食べたいというのでベトナム料理の「フォー」を食べて帰ることに その6に続く2018/03/05
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さてフランス出張も3日目です。 この日はパリから離れ北西部に位置するノルマンディー地方、ベルネーの町にいきます。 その1 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145209/ その2 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145377/ その3 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145562/ 遠いので電車で移動。
世界の車窓から(笑 ずっとこんな感じで広大な農地が広がっています。 ベルネーの駅では日本人の女の子に案内をお願いしました。 駅前から。 試飲会は14時からということで時間にも余裕があるため町を少し散策します。 右奥に池があるのですが水面が凍っており、降りてみようとしたところ、片足乗せても大丈夫・・・ それじゃちょっと、と思って両足乗せようとした瞬間にピシッ!! という音がしたのでやめました。危なかった・・・ 気温はこの日体感温度でマイナス10度とか。 フランスは気候がいいこともあってか古い建物が非常に多い。 このベルネーの町は二回の大戦でも空爆などの被害を受けなかったためかなり古い建物が多いのです。 こちらは100年戦争(1337年~1453年)の時代からある建物です。 修道院として元は使われていたといってたかな。 パリは石造りの家が多かったのですがここベルネーは木造の家屋も非常に多く、街の景色はベルネーの方がすごく好みでした。 この手前右側の木造の建物は15世紀ごろからある建物だそうです。今も人が住んでます。 時間があったのでちょっと教会にもよりました。 ステンドグラスがかなりきれいでしたよ。 さて、お店もあいたので喫茶店へ。 最近できたお店でベルネーという田舎の町だけどパリみたいなオシャレなお店なんですよ!!ということで入ったら・・ すっごい雰囲気いいお店でした。 紅茶はこんな感じででます。 砂時計で時間をはかって引き上げる感じ。 お店の人にもお持ちした緑茶と紅茶を飲んでもらいました。 緑茶も紅茶もすっごく気に入ってくれたようです。 緑茶は海のような香りって皆さんいいますね。 紅茶は渋くなくて不思議だ!って言ってました。 ランチまで移動する道すがら、スーパーがあったので寄らせてもらいました。 店舗は非常にオシャレな感じ。 基本どこも量り売りなので盛られてあります。 後は色彩豊かな野菜が多く見ごたえありますね。 チーズコーナーも大きかったです。売り場面積の3分の1くらいあったかな。 青や緑、赤のチーズどれも天然の植物由来の色のようです。青は何だったかな・・・緑はバジルだっていってました。 ランチはこちらのお店で。 シードルが有名なのでシードルもオーダー メインとデザートのセットでオーダー。 フランスは料理のボリュームが結構あるので大体前菜とメインかメインとデザートの組み合わせで頼むことが多いらしいです。 頼んだのは鶏肉とジャガイモを使ったもの。 デザートはチーズの盛り合わせにしました 恒例のパンも。 ランチ後はメインの試飲会です。 こちらも現地に住む子が手配してくれました。 何でもコーヒーの焙煎士として賞も受賞されている有名なコーヒー店で。 奥にいるのがセヴァスチャン!! 焙煎の達人です。かっこいい!! 写真に写ってるのは今試作中だというカルバドスの樽で風味をつけたコーヒー豆。 試飲会が始まります。 最初はまばらだった人も最終的には20人近く集まりました。 感想もなかなか面白くやはり、海草のような香りという人もいればホウレンソウという人も、野菜のスープの味と様々でしたが、本当こちらの方はそういうセンスというか香りに敏感なんですね。 最後にセヴァスチャンと。 左から「たけ」「セバスチャン」「茶農家さん」「ベルネーを案内してくれた子」「今回の出張全体をコーディネートしてくれた方」 電車の時間まで少しあったのでふらっとベルネーの町を歩いて・・・ 電車で帰宅。 晩御飯は駅のスーパーで購入したお惣菜とワイン。 つまみはどれも現地の方のオススメだったのですが、サバの燻製がすっごく美味しかった。ちょっとびっくりするほど。 ラズベリーなど果物は香りがすごくいいけど味はあまり美味しくなかったです。 それもなんかフランスらしい。 さて、3日目も終了。 その5に続きます。2018/03/05
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その1 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145209/ その2 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145377/ さぁその3です。まだ2日目午後。 お昼を食べるのと売り場見学ということでデパートへ。 ちょうど真ん中のホールにマルシェスペースが。
野菜売り場にいくとやはり有機農産物コーナーが。 お昼はこちらのお店で肉を食べることに。 サーロインステーキです。 昼食後はデパートの上に上がり、売り場をまわります。 もちろん目的はお茶。 色々写真撮りましたがとりわけ面白かったのがこちらの商品。 お茶を使ったレシピ本付きです。 デパートを後にし次の目的地は日本人街。 少し歩いたのですが、街並みがきれい。 決まりがあって、屋外への洗濯物を干すのは禁止。 そして建物のフロアの高さを均一にしていることから非常に町がきれいに見えます。 韓国人が経営する日本のものを置くお店と日本人の経営するお店に。 お酒のラインナップはこんな感じ。はむさんとか興味があるんじゃ?!(笑 雪見だいふくも発見 再び町中、ちょっと面白い風景なので撮りましたがわかりますか? 坂道になっていて一階部分は徐々に低くなってるのですが2階より上の高さは揃ってます。 その後、黒を基調とした高級日本食材店へ。 試食試飲のテーブルにはその商品がどんな人がどんなこだわりで作っているかが書いてある資料もおいてありました。 ここの店舗の女の子は今度日本にきて茶農家のところで1か月ほど見習いをしたいそうで、その場で約束を取り付け、今年の夏ごろ八女に来られる予定です。 そして今日のメインイベント、紅茶の試飲会の会場に向けて移動です。 ルーブル美術館、の一部。 バスと比較しても超でかいです。 試飲会場となるのは農水省から認証もらってフランスで「日本茶大使」として活動されている方のおうち。 月に一度日本茶セミナーを自宅で開催しており、そこの生徒さんたち向けに試飲会をしてもらえることになったのです。 同じ生産者であることはもちろん、同じ年に同じ茶の木からとれた茶葉で二種類のお茶(緑茶と紅茶のセット)を作りました。 マダムたちに説明する茶農家さん とにかくこちらの方は香りをかぐ。 飲んでいただいたのは深蒸し茶2種と紅茶と紅茶で作った玄米茶の4種類。 様々な質問がでました。 お茶のセミナーに通っているというだけあって産地にも詳しく八女茶を知っている人も。 質問の内容は、どんなところで栽培しているのか?標高はどれくらいか?どんな土質だといいのか、寒暖差があると美味しいお茶がとれるのか?など専門的な内容も多く私の方も受け答えが楽しかったです。 試飲会の後はそのままこの家の方のご飯に御呼ばれしました。 フランスでは外食は少なく、このように友人や親せきの家に御呼ばれしてご飯を頂くことも多いのだとか。 そして欠かせないのがチーズ。 チーズやバター、牛乳は日本のものより美味しく感じました。 最後ににゃんこ。 かわいい子で必ず人が出入りするときはどこからともなく表れて玄関でちょこんと座っているのです!! 長い2日目が終了し旅の記録はその4へ2018/03/05
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その1はこちら http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145209/ 前の日記で書いていた事故とは?! 同行した農家さんの方が年上なので彼が風呂から出るまでは起きていようと思っていたのですが疲れ果てていたためすぐに爆睡した模様・・・ 翌日、洗面に風呂場にはいると大量のタオルが干してある。 なんでこんなにタオル使ったんだろう?と思ったらお風呂貯める時にあふれさせてしまったらしい。 あふれたお湯が廊下まで水浸しに・・・それを必死にタオルでふいていたとか・・・全く気が付かずに寝てました(笑 ということで2日目スタート。 部屋からの眺めです。
時間も早くあまりお店もあいていないので昨晩いったスーパーとは違うスーパーへ視察(一般的なお店は10時くらい(フランスタイム)から、スーパーは大体9時からあいてる模様)。 bioとかいてあるところは全部有機栽培のものです。 日本と比べると有機栽培がかなり市民権を得ていてかならずどのスーパーにもかなりの売り場面積で有機栽培の農産物がありました。 そしてチーズ売り場、かなり広いです!! 国民性としてブランド好きということもあり、認証が乱立しており大量にぺたぺた認証マークがはられています。 認証マークについてはそのうち頑張って調べてみようと思います。 相当ある模様・・・ 今回はお茶の事業なのでお茶関係の写真が多くなります。 VERTとは緑という意味で緑茶です。 左下にある葉っぱのようなマークはヨーロッパ共通の有機のマークだそうです。 緑茶、いかにも美味しくなさそうな葉っぱです。 右下に価格がかいてありますが、これは日本のスーパーにも是非見習ってほしいのですが、どのスーパーにもどの商品にもキロ当たりの値段が書いてあります。 比較が楽でいいですね。 お茶コーナーです。 売られているのはティーバッグが多く、多くはフレーバーティーです。 台湾に行ったときはかなり緑茶の種類がありましたが、このスーパーでは緑茶のペットボトルはこれのみ。 やはりフレーバー緑茶です。 トレーサビリティについては日本の方が少し進んでるのかな? 農家がラベルにかいてあったり、誰が作ったかみたいな情報はほぼ皆無でした。 日本食もちょっと売られていましたよ。 左のが大体日本円で1600円、右のが1050円くらいです。 10時からオープンのはずなのに10時過ぎてもお茶屋さんがあいてなかったのでスーパーのはしご。 有機の専門店にいきました。 お茶関係の写真はたくさん撮ったのですがあまり掲載しても仕方ないので、野菜を・・・ 売り場がきれいですよね。 野菜も思っていたものよりもかなり有機なのにきれいなものが多かったです。 スーパーを見て回り、チラシの印刷もまだだったのでコピー屋さんでチラシを出力してもらっていざお茶屋へ!! まず伺ったのはこちらのお店。 緑茶と紅茶をそれぞれ見てもらいます。 このお店では残念ながらバイヤーさんが指定したものしか扱えず、お店の人には権限がないことから見てもらうだけにとどまりました。 2軒目は割と大きなチェーンへ。 内装もオシャレです。 写真NGのお店だったので写真はこれだけ。 こちらの人はとにかく香りに敏感。 味はそうでもないんですけどね。 茶葉を渡すとまず香りをかぐ、お茶をだしてもそう。 そしてコーヒーのような香りがするとか、海のような香りなど何かで例えてくれるんですよね。 ということでこちらのお店では茶葉を小皿にだしていて、その上にフラスコ上のものをかぶせています。 匂いを嗅ぐときはフラスコについた匂いを嗅ぐという感じです。 店を出て移動する途中マルシェが。 あまりに寒く店舗は少な目でした。 なんとお肉屋さんも。さすが肉食大国フランス。 ベトナムや台湾でも見ましたがさすが衛生管理は割としっかりされている感じです。 その後、凱旋門をちら見して・・・ 金融街で両替し、現地の喫茶店ではどんな感じでお茶が出ているのかということでお茶しによります。 緑茶と書いてあったので頼むと・・・ジャスミンティーでした。 ここまでが2日目午前の出来事。 その3に続きます。2018/03/05
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今すすめている紅茶事業の関係でフランスに出張してきました。 紅茶って何?っていう人はこちらをどうぞ。 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/3702942/ http://saien-navi.jp/pg/blog/read/3857861/ 期間は2月26日~3月4日 期間中はずっとパリのこちらにお邪魔しました。 https://www.airbnb.fr/rooms/21209897?s=3 さて、まずは初日です。 福岡空港からまずは韓国の仁川空港へ。 福岡⇒仁川の機内食
ツナマヨのおにぎりがすっごく美味しくなかったです。 さがびよりを使ってるってことだけど久しぶりにこんなに美味しくないおにぎり食べました・・・ 一緒に入ってたつまみセットの方が安定のうまさ。 仁川で乗り継ぎ時間が2時間ほどあったので足りないという同行の茶農家さんと共にカロリーをチャージ。 私はビールだけいただきました。 そして仁川からシャルルドゴール空港へ。 機内食① モツァレラチーズが美味しかった。 約12時間のフライト。 途中間食は・・・ ピザでした。 ロシア上空 雪だらけです。 そして最後の機内食 パリ上空 空港についてまずは地下鉄の乗り放題のチケットを購入します。 空港内には武装したセキュリティが常駐してるのも日本ではみない光景ですね。 治安の問題でしょう、窓口も完全に仕切られていて現金はトレーにいれてやり取りする感じ。 今回はカードで払うのでカードを置くとスライドされて・・・ 下には暗証番号を押すテンキーがでてきました。 1週間乗り放題で確か3500円くらい。地下鉄だけでなくバスも乗り放題です。 宿泊地近くのスーパーにて。 お部屋は・・・ お風呂もありました。 グラスもたくさんあって、さすが!と思ったのはワインはこれでシャンパンはこれ使ったらいいよって説明されたこと(笑 キッチン ごみはダストシュートに投げ込む感じです。 エレベーターがすごく変わっていて、ドアを開けて入る感じ。 中は日本のエレベーターと同じで自動の横開きのものがついてました。 オーナーがフランスパンやバターをサービスしてくれました。 本当どこにいってもフランスパンが出てきます。 疲れていたので買ってきたワイン1本とビール2本、それにハムやソーセージを食べて寝ました。 茶農家さんと一緒にこの部屋に泊まっていくのですが・・・ 私が寝ている間にちょっとした事故が(笑 その2に続く。 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/4145377/2017/10/23
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今日は紅茶の営業にちょっとオシャレなお見せにランチにいってきました。 紅茶についてはこちらを参照。 http://saien-navi.jp/pg/blog/read/3702942/ 仕上がった紅茶については前回の日記で触れてなかったですね。 全く渋みのない紅茶です。 先日ミスで50分火にかけっぱなし(危ない)にしてたのですが何とそれでも渋くなってなかったです。 お店で頼むと2~3分したら茶葉を引き上げてくださいと言われますが引き上げる必要もありません。 入れっぱなしでも渋くならないので。 八女茶で作ったからかほのかな甘みがありミルクティーなどにするとおいしいです。 渋みが少ないのは茶葉に含まれるタンニンがしっかり酸化発酵している証拠で常温保存しても劣化しません。 紅茶は緑茶と異なり新茶がいいわけではなく、ビンテージがつきます。 もちろんどんなものでもいいというわけではなくちゃんと発酵ができているもので、わかりやすく言うと渋みが少ない紅茶は何年も持ちます。 そんな紅茶を取り扱いませんか?ということでたまに営業に行っています。 個人への販売もしております。 25gで650円・50g1300円・100gで2500円です。 それぞれ送料別です。 ちなみに茶葉を途中でこせば緑茶のように3~4回楽しめますよ。
2017/08/03
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長いので要約 ①「たけ」が紅茶を作り始めました!! ②茶の木には紅茶用品種と緑茶用品種があり、世界の三大紅茶は緑茶用品種 ③緑茶用品種の中でも渋みが少なく甘味の強い八女茶で紅茶作りに挑戦! 先日から紅茶を作っています。 ただの紅茶ではありません。 緑茶、それもブランド茶八女茶を紅茶にしています。 日本の紅茶は和紅茶と呼ばれてますがその理由は一般にある紅茶と風味が違うからのようです。 日本の風土にあった味わいという表現も見れますが、専門家からすると発酵の仕方に違いがあり一般にある海外の紅茶と和紅茶で風味に差がでていると。 紅茶は緑茶と同じ茶葉を発酵させて作ります。 一般に良く出回っている紅茶は紅茶用品種(インド種)を原料に作られていますが、緑茶は緑茶用品種(中国種)から作られます。 何が違うのかというとカテキンやタンニンの含有量が違います。 緑茶は渋みの元となるタンニンの含有は極力少ないほうがいいということで品種改良が進められています。 特に緑茶でも日本茶はその最たるものでおそらく世界中見渡してみてもタンニン総量は低いのではないでしょうか。 紅茶にする際はこのカテキンやタンニンが発酵する材料となるため、紅茶用品種は含有量が高くなっています。 発酵しやすいかしにくいか、なので緑茶用品種でも紅茶は作れます。 紅茶もタンニンの渋みは少ないほうがいいことから世界の三大紅茶といわれる高級紅茶は実は緑茶用品種からできています。 その代わり発酵に使われる材料が少ないので条件が非常に難しく製造は困難です。 そういったこともあっておそらく和紅茶は発酵過程に差がでて紅茶好きな人からすると少し足りないような風味になっているのかもしれません。 最高の茶葉を使って本格紅茶を作ろう!ということで今回は台湾で紅茶製造技術を学び、実際に埼玉の狭山茶を紅茶にして4期連続イギリスの食品コンテストで金賞を受賞した製造技術者の方を招いて八女茶で紅茶を作りました。 紅茶作りやちょっとした紅茶にちなんだエピソードなどを紹介していこうと思います。