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はじめに

安全で美味しい作物を元気に育てるにあたって、まず基本となるのは“土づくり”です。自然界とは違い、その作物に合った理想的な土を作るのは人間の仕事です。
土づくりといえば、単に堆肥をたくさん入れたらいい!!と思っている方も多いのではないでしょうか?また、未熟なたい肥(ちょっとアンモニア臭がするようなもの)を畑に入れるのは、病気の元になったりして大変よくありません。土づくりの知識を身に付けて、今後の作物づくりに活かしていきましよう。
土づくり01

作物にとって良い土とは?

作物にとっての理想的な土とは、微生物を多く含んだ透水性、通気性、保水・保肥性の3つ条件を兼ね揃えた土になります(団粒構造といいます)。
透水性と保水性は相反することのように思えますが、土は大小の粒子で構成されており、堆肥などに含まれる有機物(腐食)が接着剤の役割で粒子同士を結び付け塊となり、その塊同士の隙間に空気や水が入り込むと、3つの条件を満たした良い土となります。
土づくり02
    団粒構造の土は、大粒の砂質と小粒の粘土質のバランスがよく、多くの有機物を含み、膨張性を持ったフカフカで柔らかいのが特徴です。
  • ①土に穴を掘り水を注ぐとすぐに水が引く
  • ②土に棒を挿したとき30cm以上潜り込む
  • ③土を鉛筆状の太さに固めることができる

黄色矢印診断結果を元に土を改良しましょう!黄色矢印

すべての項目に当てはまった方
作物の栽培に最適な土壌です!
①か②が当てはまらなかった方
すぐに水が引かないという事は「透水性」が悪く、
土に棒が挿さらない固い土は「通気性」の良くない土壌です。
改良ポイント
空気を多く含んで軽い籾殻やバーク堆肥、パーライトなどを投入します。
③が当てはまらなかった方
鉛筆状の太さに固まらない土は、砂が多く「保水・保肥性」が劣る土壌です。
改良ポイント
良質な堆肥や腐葉土を多く施用します。

★以下の表も参考にしながら、土壌改良してみてくださいね
土壌改良材 特性 効果
堆肥 藁や家畜糞などの有機物を発酵させたもの 通気性・保肥性・保水性
腐葉土 広葉樹の落葉を腐熟・発酵させたもの 通気性・保水性
パーライト 真珠岩という鉱物を高温処理したもの 通気性
バーミキュライト ヒル石を高温処理したもの 通気性・保肥性
ピートモス ミズゴケが腐熟したもの 通気性・保水性
緑肥 レンゲやソルゴーなどの作物 地力増進

土壌酸度も調整を!

作物により好適な土壌酸度(pH5.0~7.0程度)の調整が必要です。日本の土壌は火山土が多く、雨などの影響も加わって、なにもしないままだと酸性に傾いてきます。そこで、アルカリ性の石灰質肥料(苦土石灰など)を散布して、生育に適した酸度に調整します。 土壌のpHのチェックは、土壌酸度測定器や比色式測定器等をお使い頂くことをオススメしますが、pHチェックができない場合は、貝化石やカキ殻のような効果が緩やかな有機石灰を使って調整してみてください。
土づくり04