今年の冬は、天候不順により野菜価格が高騰し、消費者・生産農家の両方を直撃しました。食卓に彩りが・・と悩まれた方も多いのではないでしょうか。各地で春一番が吹いた話題もあがっていますが、いまだに寒さは続くばかり。本格的な春の到来まではまだ時間かかりそうです。そんな季節に、食卓の彩りも増え、栄養価も高い「スプラウト栽培」始めてみませんか?
スプラウトとは、発芽野菜のことで、簡単に、また省スペースで栽培できて成長も早く、いつでも好きなときに収穫できるのが利点です。野菜は生育期間も長く、病害虫や天候などに左右されるため簡単に収穫できることばかりではありませんが、スプラウト栽培なら、数日で食卓に載せられます♪
お子さんやお孫さんと一緒に部屋の中で観察しながらできるのも素敵ですよね☆
ただし、簡単なスプラウト栽培にも、
ひとつだけ重要な注意点があります!
スプラウト栽培には
必ず「スプラウト栽培専用種子(有機種子)」もしくは自家採取した種を使用してください!
通常の栽培用に販売されている種は「種子消毒」といって発芽率の向上(発芽促進)と、生育初期の苗の病原体への抵抗力を上げるために、種の表面を農薬などで薄くコーティングしています。
お手持ちの種袋の裏面を見ていただくとわかりますが、「この種を食用・飼料用などに使わないでください」との注意書きがあります。 注意書きに従い、通常栽培用の種子をスプラウト栽培に用いないようにしましょう。
また、タネや芽自体に毒性を持ち食べられないスプラウト(ナタネ、モロヘイヤ、トマトなど)もありますので、注意が必要です。
菜園ナビの栽培教本には、
【スプラウト栽培の特設ページ】もあります!このページではスプラウトの育て方を解説していますので、ぜひご覧ください♪
最後にナビラーの皆さんのスプラウト栽培をご紹介♪
こちらはラディッシュのスプラウトです。
サラダの主役に!
こちらはスプラウト野菜の中でも更に栄養価が高く注目を集めているブロッコリーのスプラウト!
スーパーで売っているスプラウト野菜の姿と違うな、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、根が出てすぐに食べる、芽が出た頃に食べる、茎が伸びて食べる、緑化させて食べる、など、いろいろなタイミングで楽しんで食べられるのが、自家製スプラウト栽培のうれしいポイントですね♪
ぜひ皆さんも、自家製スプラウト、挑戦してみてください☆