サイト内検索 菜園ナビ|家庭菜園ナビゲーター

タヌタヌ=毛玉さんの日記

種取り?公開 コメントください!

タヌタヌ=毛玉
タヌタヌ=毛玉さん(大分県)  
コメント (10)
2017/9/26
アイコおっ!三世(トマト(苗から))についての2017/09/26の記事
去年、脇芽からの3世を冬越し、かろうじて生き残った感じだった。
ポットで冬越し9株のうち春の定植まで生き残ったのは5株、苗取りの時期が早すぎて冬の間に根が回り過ぎたかと思ったが、ポットから出してみるとほとんど根がなかったのは、根腐れしていたのか?
定植後も元気なく3株は枯れてしまい、なんとか2株生き残った感じだったが、その後ゆっくり復活した。
今年は4世の脇芽を苗にしてクローン5世の冬越しの予定。
去年、いつ冬越し用の苗取りしたのか記録がないが、11月頃かなぁ…。
ところで実から種取って春に種蒔きってこともできるのかなぁ…。
アイコとサン〇リーのシュガーミニ、互い違いに植わっているけど、もしか交配しちゃってる?
種取りできるとして、どんな感じになるんだろう?
Naoさん
2017/09/26

凄いですね。

5世ですか。

なかなかできないですね。

ぜひ成功させてください。
F1のまんま5年目はすごい。
タヌタヌ=毛玉さん(大分県)
2017/09/26

Naoさん、
えっと、3年目に挑戦するところです。
1世の脇芽からの2世の苗を育て、その脇芽からの苗(3世)を冬越し、今年春定植、その脇芽の苗(4世)から出た脇芽(5世)を苗の状態で冬越しの予定です。
去年はお縁で何とか越せました。
Naoさん
2017/09/26

そうなんだ、3年目でも、凄いですよ。

来年へ向けて頑張って下さい。
Fuego(フェーゴ)さん(愛知県)
2017/09/26

ケダマタヌさん
実からタネを採る場合は
早取りしないで
果房に付けたまま充分完熟させてください

トマトのタネには休眠期間があるので
タネをの成熟から起算して
1~2か月は発芽しないので
それ以降であれば発芽するはずです。

それと
タネにまとわりつく果肉や果汁は
発芽抑制効果があるので
タネを取り出した後
丁寧洗い流しておくといいですよ
タヌタヌ=毛玉さん(大分県)
2017/09/26

Fuegoさん、ありがとうございます。
木で完熟させるんですね。
採ってから追熟はダメなんですね。
アイコとシュガーミニ、交配してるんですかね…。
種から育てたら、いろいろな形質のができるのかなぁ…。
アイコもシュガーミニもF1ですかね…。
Fuego(フェーゴ)さん(愛知県)
2017/09/26

ケダマタヌさん

トマトの場合は
1.早熟取り→追熟・発酵→採種
2.完熟・発酵→採種

この2つの方法があります
どちらの方法も果肉を発酵させる過程があり
これが重要です。

発酵させることでタネ自体の抗菌力が向上します。

また1.の場合だと
瓶に入れて発酵分離させる手間が掛かります。

2.の場合だと実を開いて水切りでタネを受ければ
あとは水洗いだけで済みます
作業時間が短くて簡単ですよ。

交配したトマトを育てると
一株で其々の特徴を持ったトマトや
両方が混ざったようなトマトが取れます。

これがF1品種であれば形質が更にバラつきます

ちなみに
「アイコ」はサカタのタネが開発した育成品種
品種登録データベースで詮索しましたが
登録されていないようです

シュガーミニはサントリーが販売している品種で
おそらく育成品種だと思います
こちらもデーターベースには該当在りませんでした

F1という記述・記載・表示が見たtらないので
F1ではないと思いますが確証を得られなかったです。
タヌタヌ=毛玉さん(大分県)
2017/10/28

Fuegoさん、
コメントを見逃していて、今気づきました、ごめんなさい。
色々調べていただいたみたいで、恐縮です。
F1≠育成品種、ということではないんですね。
育成品種っていうのはどういう定義なのでしょう?
種取り、完熟でやってみます。
脇芽からの冬越しも今年もやってみるつもりです。
Fuego(フェーゴ)さん(愛知県)
2017/10/29

ケダマタヌさん
F1品種も広義的には育成品種なのですが
決定的にな違いは自家採取しても
採取した種類と同じ形質が得られるか否かです。

ご存知のように
F1は2種類の交雑から親株を作り
更にそれらを交配させて
1代限りの交配種を生み出します。

育成品種は
長い年月をかけて2種類の固定種から
交配種を生み出しては選別を繰り返しながら
やっとのことで品種を固定します。

そのあたりで
固定種が生まれた経過をたどります。

育成品種は
企業や個人が手間と年月を重ねて生み出したため
新品種として登録されるケースがあります。

品種登録されると登録されて15年の間は
育成者若しくは登録申請者に権利が発生します。

たとえ個人であっても繁殖させたり
自家採取したタネの配布や販売が
育成者の権利を脅かす事態となれば
違法行為になることがあります。

まずは育成品種とうたわれても
登録の有無にかかわらず
育成者側に権利があると考えたほうがいいです

問題なのは
育成品種でも期限が切れていれば
堂々と自家採取なり配布など自由なのですが
単に育成品種と記載があるだけで
農林省の品種登録データベースにない場合が厄介です。

今回の場合
データベースで照合してみると
ヒットしなかったので
登録済み若しくは申請中の品種ではなさそうです。

どちらも企業が開発した新品種なので
余計なトラブルを避けるためにも
慎重に対処されたほうが無難だとおもいます。
タヌタヌ=毛玉さん(大分県)
2017/10/29

Fuegoさん、
大変詳しい解説、ありがとうございました。
F1は固定種の交配で1代限り形質が安定しているもの、育成品種は交配、選別を繰り返し新しい固定種(新品種)にまでたどり着いたもの、という理解でいいでしょうか?
新品種はF1でなく固定種ということでしょうか?
農林省の品種登録データベースになくても企業が開発した新品種の場合がある、ということですね。
Fuego(フェーゴ)さん(愛知県)
2017/10/29

ケダマタヌさん
>新品種はF1でなく固定種ということでしょうか?

これについては勉強不足で
新品種から自家採取して
同じ形質が育つかどうかは
明確なお答えができないというのが
正直なところです。

農林種に申請し受理された登録品種は
仮に期限が切れた場合
単に育成権利の保有が満了するだけなので
制約を受けず繁殖や売買が自由になるわけです。

だから
自家採取を繰り返して繁殖させようとして
同じ形質が継げない品種では意味がないと思います。

企業が開発した新品種(育成品種)については
可能かどうかわかりませんが
育成した新品種を
一種のブランド登録ような形を採れば
植物の品種登録をしないで済むかもしれないです。

したがって
開発特許のように意匠登録されていると
特許使用に関わる問題が発生するかも・・・。

企業の場合は利益優先ですから
お金と時間をかけて開発した新品種ですからね
利益回収を考えれば
権利は放棄したくないでしょうから
15年で効力を失う品種登録では不利でしょうね

勿論新品種が売れ筋になるかどうかは
こればかりは水ものですが・・・

売れるとわかるから世に出すわけで
その利益をあっさり持っていかれるような
安易な開発コンセプトじゃないだろうから
何らかの策は講じていると・・・
深読みしても不思議じゃないですね。
記事にコメントするには
ログインが必要です。